日本よ、侍国家たれ。

日本は「サムライ国家」としての意気を示し、いわれなき批判を仕掛けてくる不届き国家に対し、断固反論しなければならない。

●日本を褒めてくれるのは嬉しいが、・・・・・。

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http://sportiva.shueisha.co.jp/clm/golf/2013/03/07/post_56/index.php

 

【ゴルフ】韓国人選手がこぞって日本ツアーに参戦するワケ

 

興味深い数字がある。500億ウォン(約42億円)という金額だ。

 

実はこれ、韓国人プロゴルファーが2012年に、アメリカ、日本をはじめ、世界各国のツアーで稼ぎ出した、おおよその賞金総額である。

 

女子は、アメリカ(パク・インビ)、日本(全美貞=ジョン・ミジョン)それぞれのツアーで賞金女王の座を獲得。男子も米ツアーでは、ベ・サンムン(2011年日本ツアー賞金王)ら3人の選手が獲得賞金100万ドル(約9300万円/賞金ランク100位以内)を突破し、日本男子ツアーでも、ハン・ジュンゴン(6位)、キム・ヒョンソン(8位)、キム・キョンテ(9位)が賞金ランクトップ10にランクインした。まさに韓国人ゴルファーたちが世界中で荒稼ぎしているわけだ。

 

とりわけ大きな稼ぎ場所となっているのが、日本女子ゴルフツアーである。ここ数年はQT(クォリファイングトーナメント)でツアー出場資格を得た選手を含めて、20名を超える選手たちがツアーに参戦。そして昨年は、賞金女王の全美貞が4勝、イ・ボミとアン・ソンジュが3勝、李知姫(イ・チヒ)が2勝を挙げ、他にも、辛炫周(シン・ヒョンジュ)、キム・ソフィ、キム・ヒョージュ、パク・インビが1勝して、ツアー35大会中16試合で韓国人選手が優勝を飾った。賞金ランクのベスト10には5人の選手が名を連ね、総額およそ10億円を勝ち取った。

 

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彼女たちはなぜ、こぞって日本にやって来るのか。2005年から日本でプレイする全美貞は語る。

 

「私が韓国でプレイしているときは、国内のツアー数がとても少なかったんです。それに比べて、日本は試合数がとても多かった。プロとして、まずそれが一番の魅力でした」

 

確かに、全美貞が韓国女子ツアーでプレイしていた2003年~2004年は、年間のトーナメント数がそれぞれ14試合(2003年)、12試合(2004年)と非常に少なかった。韓国でも最近になって女子ゴルフ人気が高まり、2012年には22試合開催されたが、日本では2003年当時から年間30試合を超えるトーナメントが実施され、2012年には35試合にも及んでいる。

 

戦いの舞台がそれだけ多く用意されていることは、賞金を得られる可能性もその分だけ増える。プロにとって大きな魅力であることは間違いない。

 

そのうえ、韓国と日本では、トーナメントで獲得できる賞金にも大きな差がある。

 

例えば、2012年シーズン、韓国女子ツアーの年間賞金総額は、22試合で136億ウォン(約112800万円)だった。一方、日本女子ツアーは、35試合で約297000万円(ミズノクラシックの120万ドル含む)と、韓国の3倍近くになる。試合数に限らず、賞金額もこれだけ違えば、韓国人選手が隣国の日本ツアーに目が向いても不思議はない。

 

 

ちなみに、昨季の韓国の賞金女王の獲得賞金は、キム・ハヌルで4億5889万ウォン(約3800万円)だった。日本の賞金女王・全美貞が獲得した1億3238915円の3分の1以下で、日本の賞金ランクで言えば、20位に過ぎない19位の井芹美保子が42403341円。20位の若林舞衣子が3587985円)。

 

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チェ・ナヨンやシン・ジエ、アン・ソンジュやイ・ボミら、韓国ツアーで結果を残した選手が、アメリカや日本でも通用し、韓国ツアー参戦時と比べて数倍も稼いでいる姿を目の当たりにすれば、韓国人選手が次々に海外へ飛び出していくのは当然だろう。

 

ただし、日本ツアーにおいては、賞金だけが魅力ではない。かつて、イ・ボミはこう語っている。

 

「日本でプレイするのが、昔からひとつの夢だったんですよ。実際、来てみて感じるのは、日本のゴルフ文化の素晴らしさです。コースやクラブハウスなどの設備が整っているし、ギャラリーの方々のマナーも良くて、とても心地よくプレイできます。自分のゴルフに集中し、没頭できる環境も、日本に来た理由のひとつですね」

 

イ・ボミに限らず、日本のゴルフ環境を称える韓国人プロは本当に多い。というのも、韓国ではギャラリーのマナーが問題となるケースが度々ある。ラウンド中でもサインを求めてきたり、大事なパットの場面で携帯電話が鳴ったりすることが日常茶飯事。加えて、ゴルフ場の管理に関しても、韓国ではフェアウェーやグリーンなどの整備がずさんなところが多いというのだ。

 

それに比べて、日本のゴルフ環境はあらゆる面で行き届いている。8年間、日本ツアーで戦ってきた全美貞も、その良さを絶賛する。

 

「最初は、日本でプレイしたあと、実力をつけてアメリカへ行こうと、漠然と考えていました。でも、実際に日本でプレイしてみると、想像以上に素晴らしかった。会場に芝生の練習場があって、芝生の上からアプローチの練習が自由にできることだけでも、すごいな、と思いました。

 

そうしたゴルフの環境をはじめ、ギャラリーの数の多さ、選手たちのプロ意識の高さなど、韓国との違いは歴然でした。それに今や、試合数や人気ではアメリカのツアー以上だと思います。だから私も、アメリカに行くことはもう考えていません。ずっと日本でプレイしたいと思っています」

 

アメリカ行きを考えなくなった全美貞と同じように、最近ではアメリカを主戦場にしていた韓国人プロまでも、日本に戦いの場を移し始めている。今年は「韓国の元祖美女ゴルファー」と称されるホン・ジンジュがQT(18位)を経て、日本ツアーに臨むという。

 

 

彼女たちの日本進出の理由を、韓国のスポーツ紙記者はこう語る。

 

「アメリカの女子ツアーは、韓国人が強過ぎるのもあってか、年々大会数や賞金規模が縮小傾向にあります。それでいて、レベルが高く、競争が激しい。また、広い国土を横断するために経費もかさみ、生活面でも苦労が多い。そこで浮かび上がるのが、日本なのではないでしょうか」

 

2012年、米女子ツアーは賞金総額こそ、4772万ドル(約44億円)と日本女子ツアーを上回っているが、トーナメント数はついに30試合を割って29試合(日本開催のミズノクラシックも含む)となった。

 

韓国人プロにとっては、生活習慣や文化面においても、アメリカに比べれば日本のほうが順応しやすい。極端なことを言えば、地元・韓国に住みながらにして、ツアーに参戦するのも可能だ。それでいて、日本のほうがアメリカよりも試合数が多く、賞金も大差ないとなれば、韓国人プロが「主戦場を日本に」と考えるのは自然な流れなのかもしれない。

 

韓国男子プロの場合は、女子以上に海外志向が強い。なにしろ国内ツアーのトーナメントの数は、年々縮小傾向にある。2008年には年間20試合あったトーナメントが、2012年には16試合に減った。さらに、年間のツアー賞金総額は130億ウォン(約107000万円)に止まり、女子ツアーよりも少なくなってしまったのだ。

 

KLPGA(韓国ゴルフ協会)では、不況によるスポンサー離れがその要因だとしているが、キム・キョンテやベ・サンムンら、韓国ツアーの賞金王や人気プレイヤーが次々に海外へ進出してしまったことも無関係ではないだろう。人気低迷は著しく、韓国のゴルフ専門番組『SBSゴルフチャンネル』の関係者が言うには、「男子ツアーのテレビ視聴率は、女子ツアーの3分の1にも満たない」という。

 

そうした状況の中で、韓国の男子ツアーはますます縮小されていくと予想される。ならば、トーナメント数が年間25試合、年間賞金総額336000万円(2012年)と好条件で、身近な日本ツアーに目が向くのは当然のこと。昨年は、韓国のスター候補生が続々と来日を決め、100名近くの韓国人プロが日本ツアーのQTを受けた。

 

そして彼らは、そこをステップにして、レベル的にも、賞金的(年間総額2億7780万ドル/約258億円)にも、世界最高峰の舞台となる米ツアーを目指す。ツアー優勝を果たせば、100万ドル(約9300万円)を超える賞金を手にすることもできる舞台は、プロにとって間違いなく「夢の世界」と言えるだろう。