日本よ、侍国家たれ。

日本は「サムライ国家」としての意気を示し、いわれなき批判を仕掛けてくる不届き国家に対し、断固反論しなければならない。

●米国に亡命した反体制作家、余傑氏が書いた『中国教父 習近平』

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中国政府が恐れる本が刊行中国本土に持ち込むことは不可能

NEWS ポストセブン 512()76分配信

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140512-00000002-pseven-cn

 

430日に「爆破テロ」が起きた新疆ウイグル自治区ウルムチ南駅近くの売店の男性は、こう吐き捨てた。

 

「バン! という大きな音を聞いた。高い音でよく響いた。本当にウイグル人がやったのか? 詳しいことは何も知らない。ニュースを見ても、どうせ本当のことは報じてない。何が本当かわからないんだ」

 

本誌記者が現地を取材した翌日も、迷彩服姿の武装警察らが駅周辺を100人規模で取り囲む厳戒態勢。駅の外観を撮影していた記者は彼らに詰め寄られ、「お前はジャーナリストか?」「なぜ写真を撮った?」と強い口調で詰問された。

 

写真はその場で消去させられ(後に、画像復活ソフトで復元)、カバンに入ったウイグル語の新聞まで没収された。その後、事件について中国国内では詳細が報じられていない。

 

当局はなぜそこまでして、事件の追及を嫌がるのか。それはこの爆破テロ事件が、他ならぬ習近平国家主席の視察を狙って行なわれたものだったからだ。

 

これまでも反政府テロはたびたび起きてきたが、国家主席を直接狙った犯行はきわめて異例だ。だからこそ政府はいま、中国国内にマグマのように溜まりつつある反・習近平の動きを抑圧しようとしている。

 

そんななか、中国政府がもっとも恐れる一冊の本が刊行された。2012年に米国に亡命した反体制作家、余傑氏が書いた『中国教父 習近平』である。

 

香港の出版社から3月に出版されて以来、香港では大きな話題となっている。ところがこの本は、中国本土に持ち込むことができない。税関がこの本の持ち込みを厳しく取り締まっているからだ。

 

産経新聞中国総局特派員の矢板明夫氏は、中国当局の警戒ぶりに驚いた。

 

4月のはじめに香港で購入し、深センに持ち帰ったところ、税関でカバンを調べられ、没収されました。現場責任者らしき係員は、周囲のスタッフらに『これは重点的に取り締まっている本だ』と掲げた。どうやら上層部からきつくいわれている様子でした。

 

私が『没収する法的根拠を教えてくれ』と問うても、『あんたの相手をするほど暇ではない』と一蹴された。壁際には没収されたものが集められていたが、この本だけが10冊以上も山積みにされていました」

 

なぜ当局はこれほどまでに神経質になっているのか。

 

「最高指導者である習近平を取り上げていることはもちろんだが、習近平への批判本はいくらでもある。重要なのは、書いたのがあの余傑氏だということです。

 

実は習政権が発足した当時は、国外在住の中国人民主活動家の間でも、習近平のもと改革が進むのではないかと期待する声がかなりあった。

 

しかし、当時から一貫して習近平を『独裁者』と批判していたのが余傑氏で、それは結果としてすべて的を射ていた。だからこそ、彼の習近平論は反体制派のなかで待望されていたし、その内容が『痛いところを突く』ものだからこそ、政府はここまで過剰に反応しているわけです」(同前)

 

    週刊ポスト2014523日号

 

 

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中国反体制本がヒット習近平ヒトラーと同じ末路にと予言

http://news.ameba.jp/20140518-36/

 

20140518 0700

提供:NEWSポストセブン

 

430日に起きた新疆ウイグル自治区での爆破テロ事件で、ついに反政府活動の刃が、中国・習近平国家主席自身に向けられている。

 

そんな中、中国政府がもっとも恐れる一冊の本が刊行された。2012年に米国に亡命した反体制作家、余傑氏が書いた『中国教父 習近平』である。香港の出版社から3月に出版されて以来、香港では大きな話題となっている。

 

表紙にはでかでかと『中国教父 習近平』とある。教父とは、「ゴッドファーザー」という意味だ。余傑氏は、習近平がハリウッド映画『ゴッドファーザー』のファンだったというエピソードに着目し、同書で<ゴッドファーザー』は習近平にとっての政治の教科書だった>と指摘している。

 

<共産党は中国最大の黒社会(マフィア)である。トップである習近平はすなわち中国のゴッドファーザーと言える。ニューヨークのゴッドファーザーに比べると、まさしく「青は藍より出でて藍より青し」である。彼の支配する人口、資源は果たして何倍であろう>(同書より)

 

そうして余傑氏は、いま中国で形成されつつある「習近平主義」について解説していく。曰く、<習近平の言う「中国の夢」とはゴッドファーザーの夢>だという。

 

<経済的には中央の国営企業に独占的な地位を与え、(中略)内政では暴力による治安維持の姿勢を強め、軍事的には軍事費を急速に増強している。外交的にはトウ小平の「韜晦(とうかい)主義」(※1)の遺訓を捨てて、対外拡張に向かっている>

 

習近平の野望は、共産党設立100(2021)を迎えることで毛沢東に肩を並べることだという。

 

<習近平は肉体的には習仲勲の息子だが、精神的には毛沢東の息子である>

 

さらに余傑氏は、習近平ヒトラーにまでなぞらえている。

 

<ナチス政権の滅亡後、多くの人が「なぜナチズムはあれほど急速に広まったのか。かくも聡明で理性的なドイツ人が、なぜヒトラーの催眠にやられて言うなりになっていたのか」と困惑したが、これこそ今の中国共産党政権がそう簡単に瓦解しない理由である。

 

習近平は政権の座に就いて以来、急速にファシズム化している。(中略)今や世界の「台風の目」のようなものだ。(中略)ヒトラーはなぜ生まれたか」を答えることができれば、「習近平はなぜ生まれたか」についても答えることができるだろう。2人が台頭していった軌跡は、同じ線を描いている>

 

 

だが、一方で余傑氏は、<習近平の夢は実現不可能だ>と断言する。

 

<人権意識が低く、環境汚染とエネルギー消費の激しい「中国モデル」は、そう長くは続かない。奇形的な市場経済(事実上、国家が資本主義を独占している)はもはや終焉に達している。政治制度と経済制度の間にある矛盾は解決できず、習近平は安穏の10年間の任期を安穏と過ごすことなどできないだろう>

 

<中央から地方に至るまでの共産党組織全体が、「狸寝入り状態」になっている。(中略)または「脳死状態」である。中央と地方はお互いを欺き合い、(中略)人民は党に忠誠を誓っているフリをする>

 

 

そしてこう結論付ける。

 

<火山はいつか爆発し、黄河の堤防も決壊する。習近平の運命を中国の歴史に照らして見るなら、隋の煬帝、明の崇禎、清末の愛新覚羅載だろう。世界に見るなら、ナチスヒトラールーマニアチャウシェスクイラクフセインリビアカダフィである>

 

習近平の命運は、ヒトラーをはじめとする独裁者らと同じ末路を辿ることになると予言するのだ。

 

(※1)トウ小平は、才能を隠して控えめにふるまい、なすべき事はなすという「韜晦外交」を提起し、尖閣諸島領有権棚上げなどを主張した。

 

    週刊ポスト2014523日号

 

 

 

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