日本よ、侍国家たれ。

日本は「サムライ国家」としての意気を示し、いわれなき批判を仕掛けてくる不届き国家に対し、断固反論しなければならない。

●こんな素晴らしい親日家の韓国人もいる!

呉善花さんこそ、韓国大統領にふさわしい。

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評論家・呉善花(57)日韓理解は価値観の違い認識から

2014.8.4 03:05 [話の肖像画]
(三尾郁恵撮影)

(三尾郁恵撮影)

〈1983(昭和58)年に27歳で来日して以来、韓国と日本、韓国人と日本人、似て非なるものに悩み苦しむ時期が続いた。

そんな日韓のはざまで悩み、考えたことを本にしてみようと考えた〉

姿かたちや文化の類似性からすると、日本人と韓国人はとても近いと思えます。

でも、ちょっと中に入り込むと全然違うのです。日本と韓国の差異に強く悩んでいたころ、日本語学校で知り合ったフランス人と欧州に行き、欧州の空気を味わいながら日本を見直しました。

欧州はやはり個人主義で階層間の差が激しい社会。日本は私にとっておかしな人たちが住んでいる国なのに、なぜ大多数の人たちの生活が豊かな社会をつくり上げられたのだろう。

それで自分の価値観や心情をいったんカッコに入れて、できるだけとらわれない目で日本人を探っていこうと思ったのです。

 

それまでは、いろんな激しい葛藤がたくさんあって、なかなかうまくいかなかった。親しい日本人との間でもうまくいかない。でも全てをあきらめるわけにはいかない、日本を探っていくしかないと思いました。

日本人とは何か、なぜ韓国人の感覚と違うのか。悩みながら探っていこうと思いました。民族的なアイデンティティーの危機に陥り、悩んだ末のことです。

 

〈日本を、日本人を深く探りたい-。そんな思いの輪郭を、韓国人ホステスらとの出会いがくっきりと浮き出させた。初出版の『スカートの風』(三交社)は日本と韓国の社会を素直に見つめたものだった。大きな反響を呼んだ〉

 

日本語学校の活動を通じて日本人との人間関係に悩む韓国人ホステスたちの話を聞いて、また日本人ビジネスマンとの勉強会で韓国とのビジネスの上で悩む話を聞いて、日韓の文化や習慣の違いを深く探ろうという気持ちが強くなりました。

テレビ番組の依頼で新宿・歌舞伎町の韓国人ホステスを取材したことがきっかけで、出版の話が来ました。出版するまで大変時間がかかりましたが、いろいろな方々の協力があって本を出すことができました。

 

出版してすぐに、読者からたくさんの手紙が来ました。いずれも目からウロコが落ちた、深く感動したという内容で、うれし涙がとまりませんでした。

自分の考えを書いたものが、日本社会で共感され、受け入れられるという感動がありました。その一方で、韓国の留学生や韓国のマスコミからはものすごい批判を浴びました。

批判は本の内容ではなく、「売国的言辞を弄した」ということで、私を個人攻撃するものがほとんどでした。残念でしたが、韓国はこんなにもレベルが低いのかと思いました。

 

日韓関係がうまくいかないのは、文化・習慣・価値観などの違いが互いによく認識されていないことが出発点にあると私は指摘したかったのです。それを指摘しない限り、日韓はうまくいかないと考えました。

本では文化・習慣・価値観の違いをたくさん書いています。日韓の相互理解を深めるとともに、日本社会が韓国に対して虚心坦懐(たんかい)に意見を言えるきっかけを作ったのではないか、と自負しています。(聞き手 是永桂一)

 

呉善花

オ・ソンファ 1956年、韓国・済州島生まれ。看護学校などを経て4年間、志願で女子軍隊生活を送る。83年に来日し、大東文化大を卒業後、東京外語大大学院の修士課程修了。90年から執筆活動を開始し、著書は『スカートの風』をはじめ、第5回山本七平賞を受賞した『攘夷の韓国、開国の日本』や『なぜ「反日韓国に未来はない」のか』など多数。拓殖大国際学部教授。