日本よ、侍国家たれ。

日本は「サムライ国家」としての意気を示し、いわれなき批判を仕掛けてくる不届き国家に対し、断固反論しなければならない。

●中国漁船が恐れる、北朝鮮海軍の取り締まり。面白い、笑ける。日本もこれぐらいできるやろ。

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http://dmm-news.com/article/898350/

【赤サンゴ密漁】日本が見習うべき「北朝鮮式」中国漁船撃退法

 

中国漁船が大挙して小笠原諸島周辺に押しかけ、赤サンゴを密漁している。中国漁船による領海侵犯といえば2010年に起きた「尖閣諸島中国漁船衝突事件」が記憶に新しい。中国人船長に対する民主党政権の対応に不満を持った現役の海上保安庁職員が衝突した際の動画を動画サイトにアップするなど、事件は大きな波紋を呼んだ。

中国漁船は、日本だけでなく韓国や南シナ海、そして北朝鮮海域でも領海侵犯を繰り返し、各地の漁民たちの怒りを買っているが、意外なことに北朝鮮の海軍は、たびたび中国漁船に無慈悲な鉄拳制裁で報復していた。

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北朝鮮武装戦が中国漁船を急襲!

2012年5月、北朝鮮西海上で中国漁船が拉致されるという事件が起きた。北朝鮮の武装船が3隻の中国漁船を急襲し、船に乗り込んで中国の国旗を引き裂き、漁民28人に暴行を加え船室に閉じ込めたのだ。

さらに衛星電話を通じて、船主に計120万中国元(日本円で約1800万円)の身代金を要求し、応じない場合は「人質を殺す」と通告するという荒っぽさだった。

同様の事件は過去にもたびたび起きていた。2010年には、正当な理由で中国違法操業を取り締まるも、北朝鮮海軍との間で武力衝突が起こる。北朝鮮海軍は凶器で襲いかかる中国船員を武力制圧したが、中国人船長は北朝鮮の上層部に連絡し「釈放するよう」求めた。

しかし、現場の海軍は上官の命令をスルーし、船員を抑留して5時間以上も殴打してフルボッコにした。中国人船員らが土下座をして謝罪したことからやっと釈放した。

ところが帰港後、北朝鮮海軍の兵士らは上層部の命令に従わなかったことから処罰を受ける。これに対して北朝鮮の軍人は、こう言って憤慨したという。

「上の売国奴のせいで、祖国(北朝鮮)の沖合いまで中国に奪われた」

 

このように中国漁船のトラブルは、トップ同士の交渉で解決されることもあるが、北朝鮮海軍は時には中国漁船から日用品や船のエンジンまで強奪し、「海賊」と恐れられている。

北朝鮮海軍の荒っぽいやり口はとても褒められたものではないが、中国漁船を襲撃した北朝鮮側にも言い分はある。

 

領海を荒らす中国漁船に堪忍袋の緒がブチ切れ

エネルギー不足の北朝鮮では、頻繁に漁に出ることさえままならない。北朝鮮海軍は中国漁船から賄賂を受け取り北朝鮮海域での漁業を認め外貨を稼いでいる。

しかし、中国漁船は、大挙押し寄せて乱獲するばかりでなく、北朝鮮漁船が張った網を破ってまで魚を奪うなど傍若無人な振る舞いを繰り返していた。

 

こういった日頃の鬱憤が漁船拉致事件につながったわけだ。同時に、実行犯である北朝鮮海軍が身代金で大儲けしてやろうと意図もあったと言われているが、だとすると本物の「海賊」である。

北朝鮮海軍の「海賊行為」は決して許されるべきものではないかもしれない。しかし、中国漁船と衝突してあたふたするような某政権に比べると、傍若無人な中国漁船に一矢を報いた北朝鮮「海賊」達の気概は少しぐらい賞賛されてもいいだろう。

 

著者プロフィール

高 英起

デイリーNK東京支局長

高 英起

1966年、大阪生まれの在日コリアン2世。北朝鮮情報専門サイト「デイリーNK」の東京支局長。北朝鮮問題を中心にフリージャーナリストとして週刊誌などで取材活動を続けながら、テレビやラジオのコメンテーターも務める。主な著作に『コチェビよ、脱北の河を渡れ ―中朝国境滞在記―』(新潮社)など