また存在感のある子役が出現した。NHK連続テレビ小説「マッサン」で、2月7日放送分までマッサン・エリー夫婦の養女エマ役を演じた住田萌乃(6)。

両親思いのけなげな演技で、視聴者を引き付けた。

芦田愛菜(10)鈴木梨央(10)が所属する事務所の後輩で、3歳から活動を始めた。母親が日本テレビ系連続ドラマ「Mother」のDVDを見ている時、愛菜ちゃんに感化され、子役の世界に飛び込んだ。

「愛菜ちゃんと梨央ちゃんが大好きです。私は、かわいくて優しくて、お芝居が上手で、そういう女優さんになりたいです」。

才能はすぐに認められ、数々のオーディションに合格し、ドラマやCMに出演してきた。そして、「マッサン」では、表情やしぐさなど、細かい感情表現も高く評価された。

「お父さんとお母さんにお願いがあるの…。あのね、エマより先に死なないで」。瞳を潤ませて両親に問い掛ける演技などだ。

このシーンについて聞くと、「緊張はしてなくって、すごく楽しかったです」。

保護者参観日の作文を読むシーンは長ぜりふも、両親役の玉山鉄二シャーロット・ケイト・フォックスを真っすぐに見詰めながら話せていた。「おうちで練習して全部暗記しました」。

6歳当時の愛菜、梨央ちゃん以上に、おしゃべりできる朗らかな性格で、普段の生活ぶりについてもハキハキと答えた。「学校では鬼ごっことハンターごっことゾンビごっこと秘密基地で遊んでます。縄跳びの高速跳びができるようになりました」。

関西在住で、「(撮影の場所などでは)いつもママだけ緊張してる」と言い、周囲を笑わせもした。可能性は無限大。一層、活躍の場が増えそうだ。【瀬津真也】

 

 

住田萌乃(すみだ・もえの)2008年(平20)3月29日、大阪生まれ。4歳の12年8月、NHKBSプレミアムドラマ「たべものがたり 彼女のこんだて帖」でデビュー。出演作は「Woman」「ハニートラップ」「明日、ママがいない」「家族狩り」。特技はピアノ、英語、水泳、体操。107・5センチ。