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日本よ、侍国家たれ。

日本は「サムライ国家」としての意気を示し、いわれなき批判を仕掛けてくる不届き国家に対し、断固反論しなければならない。

●高い技術の裏付けがあるからこそ、一流メーカーから信頼されているのだろう。

やっぱり、日本がいいわ。 ありがとう! 素晴らしい!! 嬉しい。

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IHI、世界中から航空エンジンのメンテ依頼殺到 強みはマイスターの存在

SankeiBiz 12月12日(土)

 

在日米軍軍用機が飛び交う米軍横田基地(東京都福生市)に隣接するIHIの瑞穂工場(同瑞穂町)には、世界19カ国から民間機や軍用機の航空機のエンジンが毎日のように持ち込まれる。「マイスター」と呼ばれる特殊作業を専門とする職人によって修理を受けるためだ。

海外の航空会社が総合病院になぞらえMizuho Hospital」と呼ぶ同工場は、世界の航空産業を下支えするとともに、IHIの業績を牽引(けんいん)する屋台骨となっている。



◆自社で修理

「マグロの解体ショーのようでしょう」。IHI航空宇宙事業本部の中根洋一瑞穂工場長は、鈍く光る大型の航空機エンジンが手際よく分解されていく作業をこう例えた。瑞穂工場には民間機から取り外されたエンジンが次々とトラックで輸送されてくる。いずれもIHIが開発に関わったエンジンで、その数は年間約150台にも達する。工場に持ち込まれたエンジンは、まず解体スペースに置かれ、約2万点に及ぶ部品を平均で3日、早くて1日半で分解していく。数が多いだけに「部品の管理がかなり大変」(同)という。

その後、それぞれの部品の洗浄や、製品を傷つけずに内部を調べる非破壊検査、目視検査を行い、修理作業に入る。修理は部品交換や塗装、金属を溶かして皮膜する「溶射作業」が中心だ。これらを終えて再び2万点の部品を組み立て直し、実際にエンジンを動かす試験に移る。航空会社に送り返すまで平均60~70日かかる。

航空機のメンテナンスで特に時間がかかるのが部品の調達。だが、中根工場長は「滑油ポンプや油圧作動装置を外部委託せず、自社で修理できるのが当社の強み」と胸を張る。部品を内製化することで納期を短縮できるのがIHIの競争力の源泉だという。

それを支えるのがマイスターの存在だ。瑞穂工場には組み立てや塗装、溶接、機械加工など、さまざまな分野で熟練した職人13人が在籍し、迅速に部品の修理を行いつつ、若手技術者の指導・育成も行っている。IHIが航空機エンジンのメンテナンスサービスを開始したのは1962年。それから半世紀で同社が開発に参画したエンジンの利用が広がり、世界中の空を飛んでいる。

江戸末期に創設された石川島造船所を起源とする同社だが、今では航空機エンジンを中核とする航空宇宙部門が経営の大きな柱となった。2015年3月期連結業績の営業利益のうち航空宇宙部門は6割を占める。中でも瑞穂工場をはじめとしたメンテナンスサービス分野の利益貢献度は大きい。


◆高い利益率

IHIが手掛ける航空機エンジン事業は非常に特殊なビジネスだ。海外メーカーのエンジン開発に技術や部品を提供し、それだけで投資回収するのではなく、メンテナンスサービスを含めて利益を得る。満岡次郎常務執行役員は「投資回収に15~20年かかる」と息の長いビジネスだとした上で、回収段階に入れば「部品交換などもあり、利益率が高い」と話す。

そして、現在、投資回収の時期に入っているのが欧州エアバスA320や米ボーイング「777」、カナダのボンバルディアの「CRJ」だ。IHIはこれらの機種のエンジン開発に参画している。また、最近では格安航空会社(LCC)の参入で、メンテナンスの仕事が増えている。大手航空会社は整備体制があるが、LCCはメンテナンスを外注するしかない。特にアジアのLCCからIHIにメンテナンス依頼が増加しているという。

IHIが参画する航空機エンジンプロジェクトでは、最新鋭の米ボーイング「787」が、これから投資回収時期に入る。さらにIHIエアバスボーイングのベストセラー機の後継機「A320neo」「777X」のエンジンプロジェクトにも参画しており、メンテナンスビジネスのさらなる拡大が期待されている。「Mizuho Hospital」の存在感も今後世界でさらに高まりそうだ。(黄金崎元)

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