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日本よ、侍国家たれ。

日本は「サムライ国家」としての意気を示し、いわれなき批判を仕掛けてくる不届き国家に対し、断固反論しなければならない。

●石原慎太郎氏 新春インタビュー

嬉しい。 素晴らしい!!

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2016.1.5 05:00

日本の科学技術は世界救う 日米安保の信憑性、尖閣で試せ 東京五輪の準備、全然心配ない

 

平成27年は欧州をはじめ各地でテロが相次ぎ、日本では安全保障をめぐる激しい議論が起きた。政府は国際競争力の向上を目指すが、その戦略は未知数だ。4年後に迫る東京五輪パラリンピックの準備も本格化していく中、世界の中で日本はどうあるべきか。東京都知事日本維新の会代表などの立場で「国家」を牽引(けんいん)してきた石原慎太郎氏が未来を見据えた「この国の形」を語った。(聞き手 社会部編集委員 石元悠生、高橋裕子)

 

 

あけましておめでとうございます。今年はどんな年になると

 

「やっかいな年になるでしょう。欧州は生産性もなく、活路がなく衰弱していくでしょう。フランスやイタリアのファッションなんかはありますが。中国は経済が自滅しますよ。こんなことは言ってはいけませんが、南シナ海スプラトリー諸島で米国と小競り合いを起こしてくれたらいい。軍拡しても無駄だということが分かりますよ。あれだけ肥大した経済を持ったら輸出入はシーレーン(戦略上の海上交通路)に頼らざるを得ませんが、確保する軍事力がない。航空母艦を造っても何にもならない」

 

 

日本は何を強みにどう世界に挑んでいくべきでしょうか

 

「日本人の科学技術のポテンシャリティー(潜在能力)は必ず世界を救えると思う。政府は(高速増殖炉原型炉)『もんじゅ』に及び腰のようですが、高速増殖炉は人類にとって唯一の救いです。今の軽水炉はどんどん核の廃棄物を出しますが、再生して燃やすことのできる新しい技術体系です。

 

人類の将来のために高速増殖炉は日本とフランスが一番進んでいるのですから、日本がイニシアチブをとることが世界のため人類のために必要で、そういう歴史観、文明史観を持たなかったらだめですね。もんじゅから今の政府が手を引くなら非難します。世界を左右しかねない日本のポテンシャリティーを日本人が自分の手でつぶすようなことはだめですね」

 

 

ノーベル賞を受賞する日本人は増えています

 

ノーベル賞には平和賞、文学賞もみんな政治性があって、かなりいいかげんです。経済学賞でも、アメリカの受賞した学者が作った会社は潰れました。しかし、一番信憑(しんぴょう)性のある自然科学分野で21世紀に入ってノーベル賞を取った数は日本がヨーロッパ全体より多い。韓国は1人もいない。中国は昨年初めて1人。こういうことを日本人は知っているべきです」

 

 

今年はリオデジャネイロ五輪パラリンピックの年です

 

「あんなに治安の悪いところはない。何度も『ホールドアップ』にあいそうになりました。ゲリラ攻撃やテロがあるかは分からないが、観光客もきて五輪ができるでしょうか。IOC(国際オリンピック委員会)は日本のことを心配する前にリオを心配したらいいんですよ」

 

 

東京五輪も4年後に迫りました。準備の遅れを心配する声もあります

 

「日本の技術ならスタジアムなんてあっという間にできます。批判されたエンブレムだって、ちっちゃな問題です。日本人に能力あるデザイナーはたくさんいるので、どんどん作らせたらいいのです。後は国力、人材配置の問題。日本以外のどこで五輪をやれますか。どこもそんな国力を持っていません。東京五輪については全然心配していません」

 

 

日本の政治家の中に人物と呼べる人は

 

「日本の政治家はみんな官僚みたいになりました。大学の教授に『田中角栄のことを一人称で書いたらどうですか』って言われ、なるほどな、と思って書きました。田中角栄とは天才ですね。郵政大臣の時に43のテレビ局全部を認可しました。新幹線も高速道路も、飛行場もそうです。すごい。こんな政治家いませんね」

 

ロッキード事件は完全にでっち上げです。よく分かりました。角さんが総理大臣をやっていた昭和49年の参院選。あのとき自民党の公認料は1人3千万円ですよ。選挙で使ったお金は300億円です。だから、ロッキード事件の5億円は角さんにしたら選挙費用の中で、はした金。金集めたら偉いと思わないけど。それに彼が作った個人立法が33本あるんですよ。政治家1人が個人的に作った法律がそんなに通用している政治家はいませんよ」

 

 

田中角栄さんがいたら東京五輪

 

「やはり、ものがバタバタ決まっていったでしょう、早く」

 

 

政治家は引退されましたが、国家のご意見番としての期待は依然高いものがあります

 

「年をとるってのは嫌ですね、人間が朽ちていくのは。この間、古賀政男の追悼番組で、島倉千代子の『思い出さん今日は』を歌ってました。いい歌なんです。『だれかのマネして小石を投げた。ポチャンとさみしい音がした。雨の小川にゆれている、思い出さんこんにちは。つまんないのよ何もかも、あの日は遠い夢だもの』まさにその心境ですよ」

 

 

その思い出を振り返っていかがですか

 

「割と面白い人生だったと思います。いろんなことをして、いい人とも巡り合いました。27歳のとき、今の日生劇場を(東京急行電鉄社長)五島(ごとう)昇さんが斡旋(あっせん)してくれて、日本生命の(社長)弘世(ひろせ)現(げん)さんが45億の資金を出してくれたんですよ。それで劇場をポンと任せてくれました。あのころダイナミックでしたね、日本の社会は」

 

「私が政治から引退したときには、『石原を日銀の総裁にしろ』と言う人がいましたが、とんでもない話だ。他に4つくらいの大学から学長になってほしいと言ってきました。中でも拓大や国士舘大ならいいなと思いましたがね、それだけ人材がいないんですね」

 

 

知事時代に取り組まれた尖閣諸島を都で購入する計画もダイナミックでした。しかし、問題は今も棚上げ状態です

 

尖閣は東京都が24億円+αで買うはずが、所有者が一転して国に売ったんです。東京が買っていたらもっと面白いものになっていました。(尖閣を都有地にするため)寄せられたお金がもったいないですよ、15億円。本当は灯台を造るのが一番いい。人道的ですし、中国に文句言われる筋合いはありません。アメリカはそれに肩入れしないわけない。アメリカを引き込むため、姿勢を試すためにもやったらいい。それをやめたら問題になるし、日米安保の信憑性がそこで試されるわけですよ」

 

ありがとうございました

 

 

 

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