日本よ、侍国家たれ。

日本は「サムライ国家」としての意気を示し、いわれなき批判を仕掛けてくる不届き国家に対し、断固反論しなければならない。

●「やりたい放題」の中国人。もう、おまえらは来るな。

「フランクフルト切り分けろ」中国人〝爆花見〟の傍若無人 桜の枝折って記念撮影、トイレ汚物まみれ…「ここは中国じゃない」と怒りの声

 

2016.4.13 


【関西の議論】

 

「爆買い」の次は「爆花見」なのか。日本で満開の桜を楽しむ外国人観光客が増え、ときに傍若無人に映る中国人観光客らの振る舞いが波紋を広げている。関西随一の花見の名所として知られる大阪城公園(大阪市中央区)にも今春、中国人観光客らが大挙して押し寄せた。

 

その需要を取り込もうと、高級フルーツを販売する露店が登場するなど園内は大盛況。ただ、やはり爆買いのときと同様、マナー違反で少なからぬ「摩擦」を生んだようだ。

 

記念写真を撮影するために枝を折り、注意をされても知らん顔。公園の清掃員はトイレのあまりの汚さに憤慨する。「ここは中国じゃない」。日本人の怒りの声は届くのか。(井上浩平)

 

 

木を揺すり花びら舞わせ…

 

ボキッ。4月5日夕方、花見客で混雑する大阪城公園の桜並木に鈍い音が響いた。

「イー、アール、サン(イチ、ニ、サン)」。折ったばかりの桜の枝を手にした3人組の若い女性が根元を踏みつけてポーズを取り、同年代の男性が掛け声とともにカメラのシャッターを切る。

 

女性らは枝を髪飾りのようにさして満面の笑みを浮かべ、さらなる暴挙に出た。記念の一枚に〝演出〟を加えようとしたのか、木を揺すると花びらがハラハラと涙のように舞った。

 

「枝や花を取ったらあかん。マナー悪すぎや」

 

一部始終を見ていた日本人の男性がたまりかねて声を掛けたが、一行は振り返ることなく立ち去り、中国人ツアーのバスに駆け込んだ。近くには「桜は根で呼吸します。踏まないで」との日本語の注意書きもあった。

 

この日、公園では別のトラブルもみられた。

 

金属棒の先端にスマートフォンを取り付けて自分の姿を撮影する「自撮り棒」を手にしたアジア系の大柄な中年女性が撮影に熱中し、石積みの上でバランスを崩して転倒。そばで桜を眺めていた滋賀県草津市の女性(70)に覆いかぶさった。

 

中年女性の下敷きとなった小柄な女性は、左半身が土まみれに。幸い、被害を受けた女性にけがはなかったが、多数の花見客でにぎわっていた遊歩道の休憩スペースは騒然とした雰囲気に包まれた。

 

中年女性はすぐに立ち上がると、「そんな所にいるほうが悪い」とでもいわんばかりに憮然とした表情を見せ、一言も発さずに雑踏に消えた。

居合わせた日本人客から「英語で注意しましょう」との声も上がった。女性の家族は「他人に迷惑を掛けたのに『ごめんなさい』も言わないなんて」と憤っていた。

 

 

まさに「やりたい放題」の状況だ。

 

なぜ日本で花見?

 

なぜ中国人観光客は、わざわざ日本で花見をしたがるのか。

 

中国黒竜江省からのツアーを案内した中国人ガイドの20代男性は「中国にも桜はあるが、日本のようにまとまって咲いている場所はない。日本の桜の美しさはテレビやインターネットでとても有名なので、ひと目見たい人が多い」と語る。

 

爆買いと同じく、海外から花見に訪れるのは中国人客が中心だ。

 

日本政府観光局によると、平成27年に日本を訪れた外国人客は過去最高の約1973万人。最も多い中国人客は約499万人で、特に花見シーズンの4月は前年同月比2倍超の約40万人だった。

 

大阪観光局によると、平成27年に大阪を訪れた外国人客は約716万人で、うち中国人客は約272万人。いずれも過去最多だった。24年ごろから格安航空会社(LCC)の就航が拡大し、関西国際空港には中国から1週間に約500便が到着。観光客の増加に寄与しているとみられる。

 

27年に実施した別の調査では中国人客の半数が大阪城に来ていた。花見シーズンに訪れる人も多く、旅行会社は桜の名所を訪れるツアーなどのイベントを次々と企画し、アピールに余念がない。

 

円山公園(京都市東山区)も桜の名所として有名だが、大阪城公園は大阪のシンボルである大阪城もあり、大型観光バスの駐車場が約100台分も完備されていることなどから特に人気が高いという。

 

大阪・ミナミの百貨店にある外国人専用の観光案内所は桜の開花予想地図を設置、花見ムードを盛り上げた。運営するJTB西日本の担当者は「1年ほど前から、日本人が国内観光をするのと同じレベルの情報を求める外国人客が増えた」と実感を語る。

 

 

露店で1万6千円の桜桃

 

大阪城公園に大型バスで乗り付け、途切れることのない中国人客らを狙った商売は繁盛しているようだ。

 

「1箱1万6千円の桜桃を買う人も珍しくない。客の9割は中国などからの外国人。中国では果物は農薬まみれだからカットフルーツが人気で、目の前で切ってやると喜ぶよ」

駐車場近くで果物を販売する露店を出す男性(34)は笑顔をみせる。中国人客らの旺盛な購買意欲に目を付け、昨年から通年で営業を始めた。

 

店のテントには中国語で果物を意味する「水果」の文字を大きく表示していて、男性は「完全に中国人向けのお店」と明かす。

 

スイカなどのカットフルーツは数百円だが、1箱数千円のイチゴやマンゴーなど、一般的な露店では見かけない果物が並ぶ。

花見の時期に爆買い需要を取り込もうと熱心な露店がある一方、困惑している売店もある。

「大勢で店を取り囲んで、大騒ぎして買うのはうどんやたこ焼きを1つだけ。お金持ちばかりが来ているわけではなさそうだ。レジのカウンターに手を伸ばして、何も言わずに大量の割りばしを取っていく」

 

公園内で軽食や菓子を販売する売店員の女性(65)は苦々しく話す。

 

1本のフランクフルトを人数分に切り分けるよう要求されたり、試食をせがまれたりすることもあるという。

 

 

「尻ぬぐい」に怒り心頭

 

中国人客らが引き起こすトラブルは枚挙にいとまがないが、特に深刻なのが、もう〝定番〟ともいえる公衆トイレのマナー違反だ。

 

「個室同士で大声を出して中国語で会話をしたり、ドアを開け放して用を足したりするのはましなほう。尻を拭いた紙を流さずに放置するなどむちゃくちゃ。掃除する身にもなってほしい」

 

公園内に約20カ所ある公衆トイレの清掃を請け負う会社の男性従業員(65)は不満をぶちまけた。

 

「すべてが外国人客の仕業だと決めつけられないとしても、日本人ならこんなトイレの使い方はまずしない」

 

洋式便器は好まないのか、用を足すために便座によじ登った足跡が付いている。和式便器は前後を逆にして使用した結果、排泄物が便座からはみ出したまま残されていることも珍しくない。

 

「トイレはすわってご利用ください」「トイレットペーパーはながしてください」。トイレの個室には中国語と韓国語、英語にイラスト付きで正しい使用方法を説明しているが、ほとんど改善はみられない。同社では清掃回数を1日2回から4回に増やすなどして対応している。

 

男性は「海外旅行ではなく、国内旅行の感覚で来日しているとしか思えない。ここは中国でも韓国でもなく日本だ。他人に迷惑をかけることを恥じらう文化はないのか」と憤慨する。

 

 

「花見は文化」理解せず

 

迷惑極まりない「爆花見」の一群は、日本人とは花を愛でるスタイルがまるで異なるようだ。

 

「日本人にとって花見は文化だが、中国人客らはそれを理解するつもりはなさそう。写真を撮って『日本で桜を見た』という記録を残せれば満足なのでは」

 

公園付近で外国人客を乗せる機会も多いというタクシー運転手の男性(69)はそう話す。

 

日本人はレジャーシートを広げて桜を眺めながら仲間と飲食や会話を楽しむ。しかし中国人客らはツアーが中心ということもあり、一カ所にとどまらず、短時間で一帯を散策する。露店のフルーツや焼きイカをほお張りながら、自撮り棒を振り回して写真撮影を繰り返す。

 

爆買いのついでに立ち寄ったのか、重そうにキャリーバッグを引いたり、電化製品などの総合免税店「ラオックス」の紙袋を提げたりして歩く姿も見られる。

 

ある中国人ガイドは「5泊6日で京都や大阪の名所を巡り、買い物と食事を楽しむ。大阪城公園の滞在時間は1時間半程度だ」と明かす。駆け足の見物では、日本人がこよなく愛する花見を心から理解することは難しいのかもしれない。

 

日本人客と共存はできないものなのだろうか。公園を訪れたガイドの女性(45)は「バスでも花見のマナーについて注意しているが、守らない人がいるのは残念だ。日本人が楽しみにしている場所だということを忘れないようにしないと…」と話した。

 

公園を管理する大阪城パークセンターには、深刻なトラブルの情報は届いていない。だが、中国人客らの傍若無人な振る舞いに、古くから春の桜を愛してきた日本人客が我慢を強いられているのは間違いない。言語や文化の違いを超えて、誰もが楽しめる花見のあり方を探る必要がある。