日本よ、侍国家たれ。

日本は「サムライ国家」としての意気を示し、いわれなき批判を仕掛けてくる不届き国家に対し、断固反論しなければならない。

●勇気ある韓国の約10人の仲間。

「日本は十分謝罪し、賠償を約束していた」少女像撤去求める 韓国では異色の市民団体代表

6/6(火) 10:35配信

西日本新聞

韓国・釜山市で、従軍慰安婦問題を象徴する少女像の設置に反対し続ける男性がいる。市民団体「真実国民」代表の崔(チェ)さん(36)。同市の日本総領事館前にある少女像の近くにごみを並べ「撤去するなら許可なく置かれた像も動かすべきだ」と訴えるなど、一連の行動は少女像容認派が多い韓国内では異色だ。個人攻撃を恐れて下の名前は非公表という崔さんの活動からは、慰安婦問題で異論を唱えづらい社会情勢もうかがえる。



「日本はなぜ元慰安婦のおばあさんに謝らないのか、以前はそう考えていた」。崔さんは釜山市の喫茶店で打ち明けた。市内の大学で社会福祉政策を学び、今は会社員という。

 

「日本は十分謝罪し、賠償を約束していた」

転機は昨年。所属するキリスト教会のメンバーと長崎、大分両県の殉教地を訪れ、初めて日本人と言葉を交わした。「みんな親切。子どもは純粋で礼儀正しい」隠れキリシタンが弾圧に耐えて信仰を守ったことも知った。「韓国人と同じように苦労を重ねてきた人たちだ」と日本人を受け入れられるようになった。

日本は本当に慰安婦問題を謝っていないのか。「普通の日本人」と接するうちに疑問が頭をもたげ、2015年末の日韓両政府による合意文書を読み込んだ。「日本は十分謝罪し、賠償を約束していた」。昨年末、釜山でも少女像が設置されたのを知り、1月から仲間と反対活動を始めた。

 

「自分の考えを言えない社会はおかしい」

少女像近くに古い家具など粗大ごみを放置。朴正熙(パクチョンヒ)元大統領などの胸像を設置しようと現場まで持ち込んだが、拒まれた。とっぴな行動に市民の反応は冷ややかだ。それでも、崔さんは道路法に違反した少女像が撤去されないのに、自分たちだけ問題視されるのはおかしい。少女像問題で在日韓国人が冷たい目で見られ、困っていることは韓国で伝えられない」と語る。

5月、釜山市に違法状態を放置している理由の説明を求めて情報公開請求したが、明確な回答は得られなかった。同市議会では少女像を保護し、違法状態を解消する条例案が今月にも審議される。「日韓合意という国と国の約束を破ることにつながる」と嘆く。

崔さんの主張は韓国では少数派。少女像の設置継続を求める声が約8割に上る世論調査もあった。崔さんの活動に少女像を守る団体などは強く反発。崔さんの車の画像がインターネットで公開されるなど個人情報を「さらす」動きも出ている。約10人の仲間は個人攻撃を恐れてメディアには出ない。「韓国人は感情的になるから…」。崔さんは勤め先への影響を懸念する。

韓国メディアにも不信感を募らせる。具体的な主張は報じられず、先鋭的な行動のみが伝えられた。「元慰安婦のおばあさんを傷つけるつもりはない。日本と仲直りし、協力する関係をつくりたいだけ。自分の考えを言えない社会はおかしい」。崔さんは力を込めた。

=2017/06/06付 西日本新聞朝刊=

 

 

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