中国では現在、習近平主席が主導する「トイレ革命」が進められており、大都市や観光地を中心に、清潔で先進的なトイレへの変革が行われている。しかし、人に優しい設計という面では、日本のトイレにはまだまだ及ばないようだ。

中国メディアの今日頭条は1日、日本のトイレにはいかに人に優しい設計が見られるかを紹介する記事を掲載した。独特のトイレ文化を持つ日本では、「世界一のサービス」を体験できるとしている。

まず記事が紹介したのは、東京都渋谷区の商業施設の女性トイレだ。ここではトイレのことを「Toilet」や「Restroom」とは呼ばず、「Switch room」と呼ぶと紹介。女性の視点で設計されており、フロアごとにデザインやBGM、アロマといった演出が違っていて、気持ちを切り替える場所としての役割を担っているという。

次いで紹介したのは、日本の「子ども用トイレ」だ。日本では多くのショッピングセンターが子ども用のトイレを設置しており、子ども用のサイズで作られているため、子どもたちにとって使いやすいと称賛した。

さらに、女性用トイレにある擬音装置を紹介。トイレの音を非常に気にする日本人女性のために開発されたものだが、多くの外国人女性は、初めて擬音装置を使うと、「ここまで人に優しい設計をしていることに感動する」のだという。また、着替え台が付いていて、足を汚さず着替えることができて便利だと伝えた。

他にも、トイレ内に多くの植物を置いた「緑化したトイレ」や、「サービスエリアのトイレ」でどの個室が空いているかひと目で分かるようになっていること、男性用小便器のわきに傘や袋などを掛けるフックがあることなど、細部にわたる気遣いがあると、日本のトイレを称賛した。

日本も1980年代ころまでは、公衆トイレは汚いというイメージだったが、その後トイレ環境は大きく改善された。中国も今まさにトイレ革命が進行中だが、ぜひとも日本をお手本に改革を進めてもらいたいものである。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)