日本よ、侍国家たれ。

日本は「サムライ国家」としての意気を示し、いわれなき批判を仕掛けてくる不届き国家に対し、断固反論しなければならない。

●ロシア人がなぜニッポンコール?

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セネガルを相手に引き分けた、サッカー・ワールドカップ(W杯)の日本代表。24日(日本時間25日未明)の試合では、ハチマキを額に巻き、「ニッポン」コールを送るロシア人の観客たちがいた。彼らはなぜ、日本を応援してくれたのか?

試合終盤、1点を追う日本は本田圭佑(32)と岡崎慎司(32)を相次いで投入し、粘りの反撃に出た。日本サポーターも必死に声を振り絞る。

そんななか、一緒に「ニッポン」コールを送るロシア人の姿があった。「必勝」「合格」などと書かれたハチマキを巻き、ノリノリで手拍子を打ち鳴らして会場を盛り上げた。

会場を埋めた約3万2千人の観客の多くは、現地のロシア人たち。国籍を越えた応援は、日本の反撃ムードを後押しした。

彼らの共通点は、額に巻かれたハチマキだ。実はこの日、試合開始前からエカテリンブルクの街中には日の丸をあしらったハチマキ姿のロシア人が大量に出現していた。なかには「必勝」の文字が逆さまになっていたり、セネガル人までハチマキを巻いていたり。「これはなんて書いてあるんだ?」と意味を理解していない人もいたが、「日本らしさ」が興味を引いた。

ハチマキを配ったのは、一部の日本人サポーターたち。日本に親しみを持ってもらおうと、100円ショップで買い集めたハチマキを大量にロシアに持ち込んでいた。「石巻」「福島」などと復興への思いを書き込む人もいた。コロンビア戦では相手サポーターの数に圧倒されたが、セネガル戦ではロシア人の観客が多く、ハチマキは飛ぶようになくなった。

ハチマキは意外な交流のきっかけにも。現地観戦ができずにハチマキを他のファンに託した日本人男性は「私の分まで日本を応援して」と英語のメッセージを連絡先とともにハチマキに書き込んだ。すると、実際にロシア人女性から応援する写真が送られてきたという。

作戦を企画した池田重之さん(44)は言う。「英語が苦手な日本人もロシア人との距離が一気に縮まり、コミュニケーションが生まれた。まさに狙い通り。ゴール裏で太鼓に合わせ、ロシア人もずっと応援してくれて本当にうれしかった」(エカテリンブルク高野遼