日本よ、侍国家たれ。

日本は「サムライ国家」としての意気を示し、いわれなき批判を仕掛けてくる不届き国家に対し、断固反論しなければならない。

●「北と南が手を握って日本の罪悪を暴き…」。北朝鮮の李種革(リ・ジョンヒョク)・太平洋平和委員会副委員長は、韓国でこう訴えた。

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【産経抄】1月19日 - 産経ニュース

「北と南が手を握って日本の罪悪を暴き…」。北朝鮮の李種革(リ・ジョンヒョク)・朝鮮アジア太平洋平和委員会副委員長は昨年11月、韓国での国際シンポジウムでこう訴えた。韓国最高裁がいわゆる徴用工訴訟で、日本企業に損害賠償を命じる確定判決を出したことを受けての共闘宣言である。

▼判決は今後、拉致問題を解決して北朝鮮と国交正常化交渉を行う際の障害にもなりかねない。平成14年9月の日朝平壌宣言は、請求権を相互に放棄し「完全かつ最終的に解決」した日韓請求権協定と同じ枠組みでできているが、判決は協定を骨抜きにした。

▼当然、北朝鮮は小躍りしているであろう。判決は原告の損害賠償請求権について、朝鮮半島に対する不法な植民地支配に直結した日本企業への「慰謝料請求権」だと主張している。北朝鮮がこれを利用して駄々をこねてくるのは目に見えている。

▼「韓国政府は司法判断を尊重しなければならない」。文在寅ムン・ジェイン)大統領は10日の記者会見で、三権分立の原則を強調して「日本も同じでしょう」と言い放った。だが、国内の司法の判断があれば国家が対外的に負う義務が免除されるというのなら、国際法も国際秩序もあったものではない。

▼韓国国防省は15日発表の国防白書で、日本と「基本的価値を共有している」との表記を削った。同時に北朝鮮を「敵」と位置づけた従来の表記も消えている。韓国駆逐艦による海上自衛隊哨戒機への火器管制レーダー照射事件をみても、「敵」は日本だということか。

朝鮮半島を研究してきた古田博司筑波大教授は昨年12月刊行の『韓国・北朝鮮の悲劇』で指摘している。「韓国民は全然知らされないまま、(南北)統一の準備が着々と進行しています」。その日は案外近そうである。